インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンについて

生駒クリニック院長の狩野と申します。

2017年に再開した生駒クリニックも、今年で2年目の秋を迎えております。

昨年の秋は、全国的なインフルエンザワクチンの不足のため大変ご迷惑をおかけしました。

今年もできる限りワクチンの確保に努めてまいります。ワクチン接種は10月後半からを予定しております。ご予約も10月9日以降から可能となる見込みですのでお問い合わせください。

インフルエンザにかかってしまうと、とくにご高齢の方や体力の低下した方ではこじらせて肺炎になってしまうことがあります。インフルエンザに続いて起こる肺炎の病原体としては「肺炎球菌」が最も多いことが知られています。肺炎球菌予防のためのワクチンについては、耳にされたり、実際に接種された方も多いのではないでしょうか。特にご高齢の方の肺炎予防効果については、しっかりとした科学的根拠が示されていますので、自信を持っておすすめできるワクチンといえます。現在13価ワクチンと23価ワクチンの2種類がありますが、現在65歳以上の方に「定期接種」となっているのは23価ワクチンの方だけです。可能ならば両方接種されるのが理想的でしょう。いずれこのブログでももう少し詳しくご紹介したいと思いますが、ご関心のある方は外来でご相談ください。